ビオラ苔リース
苔玉というより苔を使ったアレンジメント・苔アレンジメント(勝手に命名)を紹介します。
ちょっと工程が多く、かなり長い説明になってい待っていますが、特選ビオラ苔リースをお楽しみください!
ちょっと工程が多く、かなり長い説明になってい待っていますが、特選ビオラ苔リースをお楽しみください!
準備する
植物(ビオラ) |
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![]() クリスマスが近づき、クリスマスリースが雑貨屋さんなどでも売られていますが、ビオラを使ってクリスマスリースを作ってみたいと思います。きっかけはショップでビオラを植えたリースを販売していたので、これは手作りした方が楽しいだろうと思ってしましまいました。自分で作った方が安上がりですしね(笑)。ちなみに花言葉は「誠実・私のことを思ってください」です。こちらの花苗専門店やGARDEN CENTER さかもとでも購入できますが、近くの花屋さんなどで購入するのが安上がりかと思います。 |
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水苔・ハイゴケ・もめんの糸・金網ネット・麻ヒモ・園芸の土・水切ネット・ハサミ |
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![]() ![]() 水苔や園芸の土はこちらのガーデニングどっとコム、ハイゴケは苔工房の生ハイゴケで入手できます。 また、水苔の戻し方の詳しい解説はこちらです。 金網ネットはお近くのホームセンターで、もめんの糸、麻ヒモ、水切りネットはお近くのダイソーでお求めになれます。各ご家庭にあるものを有効利用してくださいね。 ちなみに金網ネットは20cm×80cmくらいで、針金の細さは0.5mm程度ですが、特にこの太さでなくてもかまいません。 |
つくる
特選ビオラ苔リースは、ちょっと手間がかかってしまいますが、その分、できあがったときににんまりとしてしまいますよ(笑)ちょっと手こずりますが、小一時間でできるので、頑張ってみてくださいね! | |||||
金網ネット工作 |
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![]() このとき、切り口の針金で手などを傷つけないように注意してくださいね。 内側を餃子のように折りたたんでいくとうまくドーナッツ型になります。 ●はじを少し重ねて切り口の針金をうまく曲げて網の部分に絡めまれば、ドーナッツ型で固定できます。 |
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水苔マットを作成 |
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![]() 上部は切り口を覆う感じで入れてみてくださいね。 |
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水切ネットの出番! |
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![]() 水切ネットは引っ張ると変形して丸くなったりするので、それを利用してうまく丸めながら水苔マットの上にしいてください。 |
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配置を考えよう! |
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![]() 今回はワインレッドと、白と黄色がついているビオラ6株を交互に配置してみました。ビオラを購入する時点で完成をイメージしてみることも重要です! |
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植え付けましょう! |
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![]() ●できあがった金網ドーナッツ水苔マットネットに園芸の土を適量(底から1〜2cmほど)入れます。 入れすぎるとビオラが金網ドーナッツの上部に出てきてしまうので、ビオラが丁度金網ドーナッツにすっぽりと入るくらいの分量の土を入れてください。 |
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![]() ![]() 根が回っていない場合はそのまま植えてもかまいません。根が回ったまま植えるとすぐに根詰まりをおこしてしまうので、整理してから金網ドーナッツの中に配置していってください。 |
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![]() ![]() 金網ドーナッツの内側と外側から入れ、指で土を詰めながら入れてください。土の詰め方が甘いと仕上がりがごわごわしてしまいますので、しっかりと詰めておいてください。 |
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![]() 水苔をかぶせ終わったら、内側と外側から金網ドーナッツを丸めるように押さえてください。 |
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![]() ![]() ビオラの葉や花を結んでしまわないように、株元を分けながら麻ヒモを通して結んでください。 6ヶ所結んだら、あまった部分をハサミで切ります。 |
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![]() ハイゴケを巻かない場合はこれで完成です。ちなみに花屋さんなどで販売されているものはほとんどこの状態です。 特選ビオラ苔リースの完成はもう目の前!これにさらにハイゴケを巻いていきます。 |
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ビオラ苔リースの完成! |
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![]() ![]() 最初はビオラリースの外周を糸で巻いていき、適度に固定してから、ビオラの間を通すように中心から外側に向かって巻いて固定します。 あまりきつく引っ張ると糸が切れてしまいますが、緩すぎるとハイゴケが固定されないので、引っ張り加減に注意しながら巻いてくださいね。 |
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![]() 麻ヒモやワイヤーでラティスなどにくくりつけてもいいですし、直接地面に立てかけてもかまいません。あなたの好みに合わせて飾ってみてくださいね。 ちなみにモスペは3つリースをつくり、そのうち2つはラティスに掛けて、1つは鉢植えなどに立てかけています。ハイゴケが足りずに2つはただのビオラリースになっていますが、上部にヘデラを植えてアクセントにしてみました。 |
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管理する
いままで苔の管理には半日陰と説明してきましたが、今回はビオラを中心に考えて管理します。ビオラは寒さに強く、うまく育てれば、春まで次々と花を咲かせてくれます。
日当たりがよくある程度風通しの良い場所を好みます。水やりについてはある程度軽く感じられるくらいになればたっぶりとあげてください。ハイゴケが乾きすぎるようなら、朝や夕方に霧吹きで湿らせてあげましょう! |
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まとめてみました! |
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![]() ●水やりはリースの様子を見てすこーし軽いくらいの時にたっぶりとあげましょう! ●花柄をほっておくと種をつくって株が弱っていくので、こまめに花柄を摘みましょう! ●ハイゴケが乾きすぎるようなら朝夕に霧吹きを! ●肥料は液肥(規定の2倍程度希釈)を冬は月に2・3回、春先になれば週に1度くらい与えましょう! ●十分に楽しんだら種をつけさせて、次のシーズンも楽しみましょう!(8月下旬〜9月に播くと11月頃に開花します) |
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花が終わったら? |
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花を十分楽しんだあとは、種をつけさせて、種を取りますが、最後は捨ててしまわないようにしましょう!
というのも、ビオラはこぼれ種で増えるので、枯れてしまったあとも、時期が来れば、種から発芽して花を咲かせるからです。購入時のような立派な状態にするには難しいかもしれませんが、いくつかは成長してきてかわいい花を咲かせてくれると思いますよ。 鉢からなら毎年成長する姿を見ているのですが、ビオラ苔リースを作ったのは今回が初めてなので、自信がないのですが、たぶん!?できると思います(苦笑) |